70代からの健康教室を開催しました!

最終更新日: 2023年9月21日

下諏訪町包括医療推進協議会と下諏訪町の共催による「70代からの健康教室」(全2回)が開催されました。
70代は健康づくりの内容を「メタボ予防からフレイル予防へ」転換する時期であることを知っていただき、元気な長寿を目指してもらうことを目的とした教室です。
講師は、松本大学人間健康学部健康栄養学科教員の 硲野(はざの)佐也香 先生に依頼しました。
 

内容 写真

1回目:令和5年8月9日(水)

テーマ
『年をとったら食べる量が減っても大丈夫!?』
(高齢期の低栄養予防について)

1回目は、メタボ予防からフレイル予防への切り替えについてお話いただきました。メタボ予防は摂取を控える話が中心ですが、フレイル予防は10食品群をまんべんなく食べる、たんぱく質をしっかりとる等、食事のポイントが変わる点を解説いただきました。最後に、町職員の健康運動指導士がフレイル予防のための運動を紹介しました。フレイル予防を意識した食事と運動で元気に80代を迎えていただきたいと思います。

1回目の運動の様子
運動の様子

2回目:令和5年9月11日(月)

テーマ
『老いは口や喉にもやってくる!?』
(オーラルフレイル対策について)

2回目は、様々な実習で咀嚼と嚥下について理解を深めました。煎餅を食べて「正常な摂食嚥下運動」を体感したほか、咀嚼チェックガムを用いた咀嚼力判定を行いました。また、とろみ剤をスポーツドリンクに溶かし、3種類の濃度で飲み比べました。咀嚼と嚥下の機能が低下した際には、適切に使用する必要があることを解説いただきました。最後に、口の筋トレを実習しました。日頃から口や顔の筋肉を意識して使い、かむ力を維持することも重要であることを学んでいただきました。

2回目の講義の様子 

フレイルは、加齢に伴って心身が衰え、健康な状態から介護が必要な状態へ移行する中間の段階のことを言います。適切な心がけをすることで、十分に自立した状態を維持できることも分かっています。 
フレイル予防に興味のある方は、以下のパンフレットで学ぶことができます。ぜひご覧ください。

厚生労働省作成のパンフレット「食べて元気にフレイル予防」はこちら(1MB)(PDF)

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保健福祉課 保健予防係
下諏訪町4613-8
電話番号:0266-27-1111
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