アメリカシロヒトリの駆除

最終更新日: 2016年7月14日

アメリカシロヒトリには毒がないので、人への害はありませんが、お互い住みよい環境づくりのため、家庭や事業所などで発生したアメリカシロヒトリの早期駆除にご協力ください。 なお、町では町有地以外での駆除は行っていませんので、駆除は樹木の所有者の責任で実施していただきますようお願いします。ご自身で駆除できない場合は、専門業者へご依頼ください。

アメリカシロヒトリとは

戦後アメリカから侵入した外来種の蛾(ガ)の一種です。成虫は白色で褐色斑があり、幼虫(毛虫)は黒く、長い白毛で覆われ、体長は3センチほどになります。被害にあいやすい樹木は、サクラやクルミ、カキ、ウメ、プラタナス、クワ、ポプラ、ヤナギ、ハナミズキ、アンズ、キリなどの落葉広葉樹です。

発生時期

気候によって若干の変動はありますが、年2回概ね6月上旬から7月中旬ころと、8月中旬から9月下旬ころに、成虫がサクラなどの広葉樹に数百から数千の卵を産むと、それが10日程度で幼虫になり、糸を吐いて網状の巣を作ります。10日前後生活した後、一気に分散し、落葉樹の葉っぱをすべて食べてしまいます。そして3cmほどに成長すると、繭(まゆ)を作りさなぎとなり、2~3週間ほどで成虫になります。

効果的な駆除方法

卵からかえったばかりの幼虫は、白い網状の巣を作り群生しているので容易に発見できます。できればその時期に高枝切りバサミなどで巣網ごと枝葉を切り取り、幼虫を踏みつぶすか、焼却ごみ袋に入れて燃えるごみとして出してください。この段階では薬剤を散布しても直接幼虫にかからないため、あまり効果がありません。体長が1.5cmくらいになると網状の巣から出て分散します。分散している状態では1匹1匹駆除するのは大変なので薬剤散布で駆除するしかありません。

薬剤散布による駆除

アメリカシロヒトリの駆除用薬剤については、最寄りの販売店にご相談ください。散布にあたっては、使用説明書等をよく読み、隣接する住民や土地の所有者等への事前周知を行ったうえで、薬剤の飛散防止に注意し、人や動物、作物、洗濯物などに危害を及ぼさないよう気をつけてください。また、散布する人も肌が露出しないよう十分に気をつけてください。

自分で駆除できない場合

造園、害虫駆除などの専門業者へ直接ご相談ください。

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このページに関するお問い合わせ

住民環境課 生活環境係
下諏訪町4613-8
電話番号:0266-27-1111
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