2022年4月4日　令和４年度のスタートにあたって

　令和４年度がスタートしました。
　依然として収束の見通しがつかないコロナ禍の厳しい状況ではありますが、感染症への対策とともにポストコロナを見据えた新たな事業展開を視野に入れつつ、町民サービスが滞ることのないよう町政運営を進めていきたいと考えています。

　令和４年度は、感染症の対策経費と、近年激甚化している自然災害に対応するための経費を最優先に予算配分させていただき、その上で、事業の優先度を精査し「選択と集中」を基本に、移住交流拠点整備事業、社中学校照明ＬEＤ化、南小学校校庭夜間照明改修、道路関連事業（歩きやすい歩道整備・維持管理等）などのハード事業、次世代を担うこどもたちへの教育支援、結婚、妊娠・出産・育児までの切れ目のない支援や観光都市しもすわの実現に向けた観光振興局の体制強化、「下ノ諏訪宿面影整備グランドデザイン策定事業」を更に進め、町内の主要エリアを定めてワーキング等を行う中で将来のまちづくりに繋げてまいりたいと考えているほか、デジタル推進室の新設による自治体ＤＸ推進の取り組みなどソフト事業においても多彩な内容を盛り込んだ積極型予算としております。
　新年度予算を「人・地域を活かす未来共創予算」と名付け、将来にわたって持続可能な「住みたいまち」「元気な声が響くまち」の実現に向けて、昨年拓いた施策を更に推し進め、住民の皆様に寄り添い、共に協力しあいながら、次世代への継承を念頭においた新たなまちづくりを展開してまいりたいと考えておりますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。

　今年は御柱祭の年です。コロナ感染拡大防止対策をとりながら、各地域での祭りまで、多くの皆様が楽しまれますようご祈念申し上げます。