熱中症に注意しましょう

最終更新日: 2025年7月4日

熱中症は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体の中の水分や塩分のバランスが崩れてしまい、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態です。

これからの季節は特に注意が必要で、屋外だけでなく、屋内でも起こる可能性があります。正しい情報と知識を身につけ、自身の体調の変化に気をつけるとともに、周りの方にも気を配り、熱中症による健康被害を予防しましょう!

熱中症警戒アラート

熱中症警戒アラートとは、危険な暑さが予想される場合に、暑さへの気づきを促し熱中症への警戒を呼びかけるものです。

前日の17時頃および当日の5時頃に最新の情報が発表されます。下記ホームページからご確認ください。

環境省ホームページ(外部リンク)

 

熱中症警戒アラートが発表されたら…

◇普段以上に熱中症予防を意識し、暑さから自分の身を守りましょう

◇昼夜を問わず適切にエアコンを使用し、こまめな休憩や水分・塩分補給をしましょう。

◇高齢者、乳幼児等は特に熱中症になりやすいため、周囲の方にも声をかけましょう。

 

熱中症特別警戒アラート

令和6年4月より、熱中症警戒アラートの一段上の熱中症特別警戒アラートが新設されました。過去に例のない危険な暑さが予想され、健康への重大な被害が起きるおそれがある時に発表されます。

 前日の午後2時頃に、上記環境省ホームページで発表されます。

 

熱中症特別警戒アラートが発表されたら…

◇ 自分自身の身を守るだけでなく、危険な暑さから自分と周りの人の命を守ってください。

◇全ての方が涼しい環境で過ごすとともに、高齢者や乳幼児等、熱中症にかかりやすい方が室内のエアコン等がある涼しい環境で過ごせているか確認をお願いします。

◇イベント主催者や学校関係者、経営者等は、全ての方が熱中症対策を徹底できているかどうか確認し、徹底できていない場合は、運動、外出、イベント等の中止、変更、延期を判断してください。

暑さをしのぐ場所として、町指定のクーリングシェルターもご利用ください。クーリングシェルター

 

熱中症の症状

 めまい、たちくらみ、生あくび、大量の汗をかく、筋肉痛、筋肉のこむら返り、頭痛、おう吐、

 判断力や集中力の低下、倦怠感(だるさ)など

 

熱中症が疑われる人を見かけたら

 〇エアコンがきいている室内や日かげ、風とおしのよい場所に避難させる

 〇衣類をゆるめ、首のまわり、わきの下、脚の付け根などの大きな血管がある場所を冷やす

 〇水分・塩分を補給する

 

熱中症予防のポイント

(1)日常生活でのポイント

 暑さの感じ方は、人によって異なります。特に、暑さに慣れていない時期は注意が必要です。通気性や吸収性の良い寝具を使用したり、エアコンや扇風機を適宜活用し、しっかり睡眠をとること。また、バランスの良い食事を摂ることで、丈夫な体をつくることが大切です。

(2)涼しい環境づくりと外出時のポイント

 エアコン等で室温を調整するとともに、すだれや遮光カーテンなどで日差しを防ぐことも有効です。外出する際は、日傘や帽子の着用、気温が上がる日は外出する時間帯を検討するなどの工夫も必要です。また、暑い日は冷却グッズを活用し、首まわりの太い血管がある部分を冷やすことで効率的に体を冷やすことができます。

(3)水分補給のポイント

 暑い日は知らないうちに、じわじわと汗をかいています。喉がかわいていなくても、時間を決めてこまめに水分補給をしましょう。起床時や入浴前後に水分補給を習慣づけることや、大量の汗をかいた時は塩分補給も大切です。

 こちらのチラシもご覧ください(熱中症予防のために)(1MB)(PDF)

高齢者のみなさまへ

 年齢とともに暑さや喉のかわきを感じにくくなります。体温の調節機能も低下するため、体に熱がたまりやすく、熱中症になりやすいのが特徴です。

 特に、屋内で多く発生していると言われています。温度計や湿度計を使用したり、部屋の風通しをよくすることなどの工夫が必要です。

 こちらのチラシもご覧ください(高齢者のための熱中症対策)(1MB)(PDF)

 

小さいお子さんを育てている方へ

 小さいお子さんは大人と比べると汗をかく機能が未熟なため体の中に熱がこもりやすく、屋外では地面の照り返しの影響を強く受けます。また、夢中になって遊んでいると、自身の体調の変化に気づきにくかったり、具合が悪くても上手く言葉にして話すことが難しい場合もあります。

 このような症状がないか、周りの大人がしっかり見守る必要があります。

〇体温が高く皮膚をさわるととても熱い、皮膚が赤くかわいている、唇や口がかわいている

〇ぐったりしている、泣き声が弱い

〇ふいてもふいても汗が出る、もしくは全く汗をかいていない

〇尿の回数が少ない、元気がない、ふらふらしている

 

熱中症に関わる情報

気象庁:熱中症から身を守るために(外部リンク)

厚生労働省:職場における熱中症予防情報(外部リンク)

障がいのある方の熱中症予防ポイント(厚生労働省作成チラシ)(1MB)(PDF)

 

 

 

このページに関するアンケート

このページは見つけやすかったですか?

このページの内容はわかりやすかったですか?

このページの内容は参考になりましたか?

このページに関するお問い合わせ

保健福祉課 保健予防係
下諏訪町4613-8
電話番号:0266-27-1111
ライフシーンから探す