犬・猫の飼育マナーの向上について

最終更新日: 2016年7月20日

最近、役場には、犬や猫に関する苦情が多く寄せられています。
自分たちだけではなく、まわりで生活している人のことも考え、犬にも猫にも地域にも住みやすい環境づくりに心がけましょう。

犬を飼うには、町への登録が必要です

生後91日以上の犬の所有者は、狂犬病予防法により町に登録する義務があります。また、犬の死亡、登録事項の変更があった場合には、すみやかに届出をしてください。

狂犬病予防注射の実施は法的義務です

狂犬病は、発病するとほぼ100%死に至り、しかも治療法がない人獣共通感染症です。犬の所有者は、狂犬病予防法により毎年1回狂犬病予防注射を受けさせることが義務付けられています。

犬は必ずつないで飼ってください

犬の放し飼いは県条例で禁止されています。(30万円以下の罰金)
どんなに普段おとなしくて優しい犬でも、パニックに陥ってしまえば何をしてもおかしくはありません。放し飼いはせず、鎖などでつなぐか、オリの中で飼ってください。首輪は指一本入る程度に締め、鎖は、はずれないよう状態を日々確認してください。

散歩をする時は、必ずリード(引き綱)をつけて散歩してください

リード(引き綱)をつけずに散歩をすると、人に危害を加えたり、交通事故に遭ったりする危険性が高くなります。また、人に危害を与えてしまった場合には、損害賠償責任を負うことにもなりますので、必ずリード(引き綱)をつけて散歩してください。
万が一、飼い犬が人を咬んでしまった場合は、諏訪保健所(電話57-2929)へ必ず届け出てください。

所有者を明示してください

迷子になったときや保護されたとき、なによりも災害が起きた時の備えとして、飼い主がすぐにわかるよう鑑札や狂犬病予防注射済票を首輪へ着けるとともに、首輪に飼い主の名前と電話番号をしっかり書いておいてください。

フンの後始末を必ずしてください

散歩時のフンの持ち帰りはもちろん、自宅の敷地内でのフンの後始末もきちんとしましょう。フンを代表とする不衛生の環境は、悪臭や虫がわくばかりでなく、いろいろな感染症を発生させる恐れがあります。ご近所への迷惑も考え、飼養環境は清潔に保ちましょう。
なお、散歩でのフンの放置は軽犯罪法違反(拘留または科料)です。

犬の鳴き声に注意しましょう

犬の鳴き声に関する苦情は、頻繁に寄せられています。子犬の段階から無駄に吠えないようしつけることが大事ですが、一方で、なぜ吠えるのか?犬の気持ちを考えてあげることも大切です。近所に迷惑をかけないためにも、しつけと適切な飼育をしましょう。

野良猫との関わり方

「庭にフンをされ困っている」、「野良猫が増えて困っている」といった苦情が多く寄せられています。
野良猫であっても、えさを与えているのであれば、それは立派な野良猫の飼い主であり、飼い主としての責任が発生します。
エサを与えたいという気持ちは理解できますが、エサを与えることで更なる不幸な命を増やす結果になります。飼い主を捜すか、責任を持って飼えないならエサを与えるだけの無責任な接し方は絶対にやめてください。また、虐待や投棄、無責任な繁殖はさせないでください。

最後まで愛情と責任を持って飼いましょう

「飼い主」としての「自覚」と「責任」を持ち、きちんとしつけをするとともに、健康管理や飼養環境にも注意して、亡くなるまで愛情を持って飼いましょう。

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住民環境課 生活環境係
下諏訪町4613-8
電話番号:0266-27-1111
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